こんにちは。ビルト(@bilt_invest)です。
衣食住を固定費として考えた場合、大きなお金がかかるのは住まい。そう、家賃ですよね。
平均的な所得を得る日本人が生涯において住宅に使う金額は3,600万円と言われています。
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今回は、その家賃をどれだけ無理なく抑えることができるのか?を記載します。
私の体験談ですので、皆さんにも実践できると思います。この節約できる金額は、結構大きいです。
実際に私も、それまで利用していた民間賃貸住宅から、UR賃貸住宅のお得な割引制度を利用して年間で約70万円の節約ができました。
住んでいた3年間で約210万円もの金額を節約をすることができたのです。
ぜひ、参考にしてみてください。
Contents
本当におすすめ!実際に住んでみてわかった!UR住宅の良さ!
皆さんはUR住宅をご存じですか?
URは独立行政法人都市再生機構(Urban Renaissance Agency)の略です。
「UR賃貸住宅」とは、都市再生機構(UR都市機構)という独立行政法人が管理している賃貸住宅のことです。
一般的な賃貸住宅と違って、公的な機関が管理している住宅のため信頼感はありますよね。
信頼感のほか、様々な特徴やメリットを持っています。
テレビCMもたまにしていますので、URという言葉をなんとなく知っている人も多いかと思います。
年間70万円の節約が可能?URの賃貸住宅ってどんな物件?
結論から言うと、団地です。
日本では今では考えられないのですが高度成長期と呼ばれる時代、都市部の人口増加が著しい時代がありました。
その人口増加に対応するため、各地に続々と団地が建設されたんですね。
ただ、現在に至ってはその高度成長期も終焉を迎え、人口も減少の一途をたどっているのが日本。
この団地に住む人も、もれなく減少しているんですよね。
そこで、このURがそういった団地を管理しているのです。
この団地をUR賃貸住宅と呼びます。
URは各地方自治体と連携し、このUR賃貸団地を住みやすくしようと管理や整備をしているんです。
URの物件って古い?新しい部屋やMUJIとコラボ部屋もあり!
URとは何か?ということをお伝えしましたが、皆さんが持ったイメージはなんでしょうか?
私がはじめ持ったイメージは、すごく古いのでは?という事です。
古民家のような、子供のころ夏休みに行った田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家のような感じ?
全部屋が畳なのかな~?なんて不安になりました。
で、実際に部屋を探してみての感想。
全くイメージと違いました。全く問題なし。
むしろ、普通のマンションよりオシャレできれいな部屋も多いんです。
(引用:UR賃貸住宅HP)
この写真を見て、どのように感じましたか?
すごくキレイでオシャレですよね!
実は、無印良品とUR賃貸住宅がコラボしており、この部屋の様にすごくオシャレな部屋にリノベーションしているんです。
昔の部屋でも、この様な部屋に改築しているということなんです。
もちろん写真の家具は付属しいてませんが、自分流に色々とオシャレにアレンジできそうです。
写真ような家具が良いという方は、無印良品で揃えることができますよ!
最近はAmazonでも無印良品のアイテムを購入することができます。
こんなオシャレな部屋でも、ぐっと家賃が抑えられるのは魅力的ですよね!
UR賃貸住宅を利用するメリット
MUJIとのコラボの部屋を借りれるということだけが、UR賃貸住宅を利用するメリットではありません。
色々とありますので、以下に見ていきましょう。
費用が少なくて済むメリット
実際にUR賃貸住宅を利用した私が考える最大のメリットは、なんといっても入居時にかかる初期費用やが少なく更新費用も掛からないということです。
これが、最大の固定費削減につながる大きな節約に繋がってきます。
具体的に言うと、礼金、仲介手数料、鍵の交換費用も不要で、火災保険への加入は任意です。
礼金、仲介手数料が無料というのは非常に節約になりますよね。
借り手にとってこれらの費用は、帰ってこないお金。
いわば無駄なお金です。
私の経験上、民間で家賃10万円の部屋を借りた場合、礼金と仲介手数料で平均で20~30万円の負担が必要です。
加え、鍵交換費用と火災保険を合計すると、合計で35万円近くの費用がかかります。
また、民間の賃貸住宅は基本的に2年の更新期間があります。
物件によっては、その更新の都度、家賃1ヶ月分+事務手数料が更新料の支払いが発生します。
これも、利用者には将来返ってくるわけでもない無駄なお金です。
ですが、UR賃貸住宅ではこの更新料も不要なのです。
これらの金額が掛からないって、凄くないですか?
民間の賃貸に比べ、UR賃貸住宅は経済的負担が少ないのが最大の魅力です。
次の引っ越したで民間の賃貸住宅に住むことを検討している人であればもちろん、大きな節約に繋がります。
また、民間賃貸住宅で更新料が発生する期間を住もうとしている人も、UR賃貸住宅に住むことによって一気に節約できることになるのです。
契約・入退去時におけるメリット
賃貸住宅の入居の契約時には保証人が必須か、もしくは保証会社への加入が必須条件となることが一般的です。
しかし、UR賃貸住宅の契約では不要です。
保証人が不要ですし、もちろん保証会社への加入を要求されることはありません。
申込み時には、本人確認書類を提出するだけで契約可能です。
こちらも保証会社への加入を考えると、無駄なお金を支払うことがないので節約にも繋がりますね!
もちろん、保証料も不要です。
また、賃貸住宅の退去時に多トラブルが、原状回復についてです。
一般的に賃貸住宅を退去する際、支払っている敷金から故意・過失による汚れや損壊の回復費用のみ借主が負担すると契約書には規定されています。
ただし、日常使用による劣化と故意・過失による劣化に関して、明確な線引きがされているわけではなくトラブルの原因となることが多いです。
敷金は、契約時に退去時に故意・過失による汚れや損壊の回復を差し引いた金額が返金されるとして、契約時に事前の支払いをすることが一般的です。
ただし、民間の賃貸住宅を10回以上借りている私の経験上からいうと、釈然としない理由で敷金の返金額が少ないケースも多くありました。
一方のUR賃貸住宅の場合は、原状回復負担区分の規定が明確に分けられています。
退去の際も安心なんです。
私の場合、UR賃貸住宅には3年間住んでいましたが、自己負担は1,000円程度で敷金はほぼ返金されました。
なおUR賃貸住宅の場合は、契約時に敷金として家賃2ヶ月分が必要となります。
更新手数料もないとお伝えしましたが、更新時の手続きはありません。
自動更新となりますので、私のようにUR住居に長く住みたいと考えている人にとってはメリットと言えますよね。
家賃の支払いでPONTAポイントが貯まる!
UR賃貸の支払いで、Pontaポイントが貯まります。
500円で1ポイントと、還元率はよくありませんが、月々必ず支払う家賃に対しでポイントが付与されるのはありがたいですね!
なお、貯めるためには事前に申し込み手続きが必要です。
私も利用していたこのお特な制度、必ず利用するようにしましょう!
実際に利用して3年で210万円の節約を実現!URの優れた家賃割引プラン!
私が実際に利用したプランも含め、非常に優れていると感じた割引プランについてご紹介します。
U35割
これは、私が利用した割引プランです。
どんな割引かというと、契約者は35歳以下に限定されますが、家賃が3年間最大20%引きになるお得なプラン。
私の様に、少しでも初期投資や家賃を抑えたい!という考えている人には利用しない手はないといプランですね。
その他の条件としては、3年間の定期借家契約となります。原則、更新はできません。
この条件を満たせば、学生・単身・夫婦・子育て世帯でも対象となります。
同居できる対象は配偶者(年齢不問)か、35歳以下の6親等以内の血族か3親等以内の姻族です。
簡単に言うと、契約者の子供と住むことは可能ですが、契約者の両親とは同居できません。
なお、申し込みはその時点で35歳以下であれば可能です。
申し込み時が35歳場合でも3年間の定期借家契約となりますので、36歳になっても20%の割引適用されるので安心してください。
また、世帯での申し込みもでもU35割は適応となります。
私の知人夫婦は、旦那さんが35歳を超えていましたが、奥さんが35歳以下でした。
この場合でも、奥さんがU35割の適応対象となります。
U35割は、世帯主が35歳以下でなければならない・・・ということではありません。
現に、奥さんが契約者になり入居して、お得に節約にしています。
なお、このプランはどのUR賃貸物件に対しても適用されるわけではなりません。
そのため、このプランの適用物件が空室になっている場合は、早めの検討をしたほうが良いでしょう。
また、その他のプランとの割引併用はできないので注意が必要です。
皆さんもお得に利用してみててください。
そのママ割
この割引制度も、家賃が3年間最大20%引きになるお得なプラン。
UR都市機構の入居資格要件を満たし、妊娠中も含め18歳未満の子供を扶養している世帯が対象です。
18歳未満の子供として、孫や甥・姪などの親族もその対象になります。
なお、このプランはどのUR賃貸物件に対しても適用されるわけではなりません。
他のプランとの割引併用はできないので注意が必要です。
また、この割引制度は、3年間の定期借家契約です。
長期間のURへの入居ではなく、3年未満の退去を考えている方であれば利用したい割引制度ですね。
子育て割
この割引制度は、家賃が9年間最大20%引きになるお得なプラン。
入居対象世帯は、世帯の所得合計が48.7万円/月以下(4人家族で年収約900万円以下)であることを満たしている18歳未満の子供を扶養している世帯、または新婚世帯が対象です。
新婚世帯とは、配偶者を得て5年以内の世帯を指します。
なお、この割引制度を受けるためには、世帯所得に以下の条件があります。
18歳未満の子供として、孫や甥・姪などの親族もその対象になります。
その他の割引プランと同じで、このプランはどのUR賃貸物件に対しても適用されるわけではなりません。
また、他のプランとの割引併用はできないので注意です。
UR賃貸住宅を利用するデメリット
私がUR物件に住もうと思い、行動してから実際に住んでみて、デメリットだな~と思うことを感じたことがありました。
以下、ご紹介します。
入居できる戸数や立地には限りがある
民間の賃貸物件と異なり、UR物件は限りがあります。
UR機構が管理する団地に限られますので、当然のことであるのですが、皆さんが住みたいと考えているエリアにUR賃貸物件自体がない可能性もあります。
事前に、URのホームページで確認してみてください。
(引用:UR賃貸住宅HP)
また、自分の住みたいエリアにUR賃貸住宅が存在しても、すでに満室になっていれば、空室になってURが募集をかけなければ入居はできません。
人口が多い東京都、大阪府などにもUR賃貸物件は存在しますが、人気エリアでの空室はごくわずかという状況です。
部屋のリノベーションの状態が異なる
UR賃貸物件とMUJIのコラボ物件があるとお伝えしましたが、すべての部屋がコラボ物件ではありません。
MUJIとのコラボ部屋ではないにせよ、リノベーションを施し現在風にした部屋もありますが、人気が非常に高く競争率も激しいです。
また、リノベーションは最低限としている部屋も存在します。
洗濯機の置くスペースに防水パンがないため、排水ホースを浴室まで引かなくてはならないという昔の設計になっている住居もあるのです。
部屋自体の状態やリノベーションされている・いないも含め、同じ団地としても団地自体が、まったく異なる部屋の集合体と考えましょう。
まずは、自分が望む部屋がURのホームページで空室であることを確認できたら、内覧して部屋の状態を確認することをおすすめします。
入居を申し込むには条件がある
UR賃貸住宅は、コスパも非常に良く魅力的ですが、保証人や保証会社が不要なだけに入居を申し込めるためには、ある一定の条件を満たす必要があります。
具体的には、次の1~5の条件のすべてを満たす必要があります。
1.申込者本人(世帯)の平均月収額が基準月収額以上ある必要がある
2.日本国籍を保有、または永住権を持つ外国人で、自ら居住するための住宅を必要とする人
3.単身者もしくは現に同居し、または同居しようとする親族
4.申込者本人を含めた同居世帯全員が、URが定める入居開始可能日から1か月以内に入居でき、物件内で円満な共同生活を営むことが可能
5.申込者本人を含めた同居世帯全員が暴力団員などではない
日本人で普通のサラリーマンや自営業の方であれば、<1.申込者本人の平均月収額が基準月収額以上ある方>がクリアできれば、入居できますね。
次にこの収入条件について確認してみます。
申込者本人の平均月収額が基準月収額以上ある条件ってどういう意味?
具体的には、UR賃貸住宅に申込をする場合あなたの平均月収額が、下表に記載する基準月収額以上あることが条件となります。
平均月収額とは、給与収入や事業所得、不動産所得、雑所得(年金等)など、将来も継続すると認められると規定されています。
平均月収額は、過去1年間の合計額を12で割った額を言います。
証明資料は、源泉徴収票や課税証明書などで公的に証明できるものに限ります。
世帯での住居を申し込む場合は、入居世帯全員の過去12ヶ月の平均月収がUR賃貸住宅が定める基準額を上回っている必要があります。
単身者が申し込む場合
家賃額 | 基準月収額(あなたの平均月収額) |
62,500円未満 | 家賃額の4倍 例:家賃額5万円の住戸の基準月収額は 家賃額の4倍の20万円 |
62,500円以上 20万円未満 | 25万円(固定額) |
20万円以上 | 40万円(固定額) |
僕は年収310万円です。単身で利用したいのですが、家賃額がいくらまでの部屋を利用できますか?
家賃額は< 20万円未満 >の部屋を利用可能です。基準月収額の計算は、300万÷12か月=25万8千円になります。
世帯で申し込む場合
家賃額 | 基準月収額(あなたの平均月収額) |
82,500円未満 | 家賃額の4倍 例:家賃額6万円の住戸の基準月収額は 家賃額の4倍の24万円 |
82,500円以上 20万円未満 | 33万円(固定額) |
20万円以上 | 40万円(固定額) |
私は年収300万円で嫁が年収100万円です。世帯で利用したいのですが、家賃額がいくらまでの部屋を利用できますか?
家賃額は< 20万円未満 >の部屋を利用可能です。基準月収額の計算は400万(世帯合計)÷12か月=33万3千円になります。
まとめ
節約では固定費の削減が非常に重要になってきます。
私はUR賃貸住宅に入居する前、家賃11万円の民間賃貸住宅に住んでいました。
URに転居しU35割を利用することによって、月々、57,700円の節約が可能となりました。
それまでよりも広い間取りになのですよ?
年間で、約70万円の節約です。
住んでいた3年間でトータル210万円もの節約ができたことになります。
私は、休日にしか使わないマイカーを手放してカーシェアを利用することで月々で約5万円、年間で約56万円も節約を実践しています。

また、スマホについても契約業者を見直し、月々7千円、年間で8万円以上の節約も行っています。

車を持つことやスマホを見直すことと同様に、賃貸住宅も見直すことで大きな固定費の節約に繋がります。
賃貸住宅見直し、マイカー見直し、スマホ見直し、この3つの見直しだけで年間134万円を節約することができるのです。
これって、凄い差だと思いませんか?
月々10万円以上を節約できているということですからね。
134万円を1年で、副業で稼ぐことって中々できないですよね?
でも、この方法だと簡単に節約できてしまいます。
まずは、固定費の見直しをしてみましょう。
節約できたお金をさらに増やす資金として活用するのもいいですね。
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